愛犬救命訓練士とは?

一般家庭犬や警察犬、競技犬、スポーツドッグの訓練・育成を主軸にした訓練士、犬の幼稚園のトレーナーや動物行動学者が取り扱わない命の瀬戸際にある“強度の咬み癖のある犬”を救おうと獅子奮迅している訓練士のことです。

いわゆるしつけ・訓練の専門家たちに“さじを投げられた”犬たちを師匠は20年間救ってまいりました。犬をきちんとしつけようとする気風は高まってるはずなのに、情報は溢れかえっているはずなのに耳にするのは専門家が“強度の咬み癖のある犬”の訓練を拒否するという話ばかり・・・もちろん私も直にオーナー様からお話を伺っています。

師匠が取り扱った450頭余りの“強度の咬み癖のある犬”の飼い主様は問い合わせ先でこれでもかと言うほどの辛い言葉を耳にしたそうです。

咬む犬は直らない』『うちは取り扱っていない』『抗うつ剤を飲ませればいい

その子は処分して新しい犬を飼ったほうが早い』『歯を切ればいい

咬む犬が直るなんていう訓練士は嘘つきだ!』『人が変われば犬も変わる!

私には咬まない。あなたが甘いからだ』『怒らせないようにして飼うしかない

『どうして私が咬む犬なんて訓練しなきゃならないの!』

完全に見放した言葉のオンパレードですよね。
自分ができないならせめて情報提供くらい出来ないのっ?て思います。

でもこれが現実です。師匠の下を訪れた飼い主様の涙混じりの証言はどう聞いても嘘には聞こえなかったと聞きますし、見捨てられたからこそ犬は咬み続け、運の悪い子は一生そのままで暮らし、運のいい子は師匠の下に辿り着いているのです。

訓練所選びに失敗した飼い主様の信憑性のある話、師匠自ら調査した結果、“強度の咬み癖のある犬”が全国から北栃木に一極集中したという事実を考えて“強度の咬み癖のある犬”を訓練できる訓練士は存在しないということが明らかになっています。

受け入れたところがあっても結果が飼い主様の希望に添っていないという数多くの事例も報告されています。それだけではなく実際に訓練を行ったトッププロと言われている訓練士が「咬む犬は直らない」と明言したとも聞いてます。これ以上のゆるぎない事実がありますでしょうか?

以下の条件をクリアした訓練士が“愛犬救命訓練士”に当てはまります。

  • 犬種、前科数、重症軽症を問わず矯正訓練を引き受ける
  • 犬歯や前後臼歯の切除を行わず矯正訓練に取り組める
  • 問題行動を目的とした去勢や薬物治療は勧めない  
  • エサを一切使わず矯正訓練に取り組める  
  • 更正する可能性があろうがなかろうが引き受ける ・結果を出せなければその子の一生を背負う

現在のところ、この基準を満たしているのは師匠中村と恩人鈴木、そして不肖渡邊の3人のみです。