本気咬みの犬を取り巻く環境

小型犬も大型犬も咬む犬の思考回路・心理メカニズムは同じ

  • 表に出ている事例で1番咬傷事故が多いのは中型犬だが小型犬も同数もしくはそれ以上と見なすべき

この10年で5倍に膨れあがった

“誤ったしつけ理論”が咬む犬を増殖させた

咬む行為が“慢性化する兆候”のある犬に“陽性強化トレーニング”はなんの役にも立たない

  • 賞めてしつける“だけ”のしつけ・訓練は咬む犬を対象としていない。米国のイアン・ダンパー博士考案<咬みつきスケール>なるものにも日本でいう本気咬みの犬は“安楽死相当”と明記されている。

訓練技術の衰退

  • “専門家の意識レベルが著しく低下していること”と“偏った訓練方法の蔓延”が咬む犬を増加させた

警察犬訓練士や動物行動学者は咬む犬の矯正技術を持っていない。回避の仕方を知っているだけ。回避や無視で犬が咬むことを忘れることなどありはしない。

世に出回っている咬む犬への対処法は“本気咬みの犬”には通用しない。

『咬まれたら手を喉の奥まで突っ込め』 『ひっくり返して押さえつけろ』
『名前を呼んでオヤツをあげれば咬まなくなる』『マズルを掴んで上下に振れ』

「咬む犬は直らない」と言う訓練士が大半

保健所・愛護センターでも“咬む犬”は譲渡対象にならない

海外では咬む犬は“安楽死”が常識

※殺処分“ゼロ”を口にするなら
‟咬む犬の矯正訓練”は避けて通れない 

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