本気咬みの定義
“本気咬み”の定義
- 触れない、首輪を着け替えられない、リードを着けられない、近寄れない、病院にかけられない、他人に触らせない、口輪を着けられない、ブラッシングができない、シャンプーができない、散歩が危険
- 腹の底から唸り声をあげたちっちゃいライオンに見える犬
- 縫うほどの傷を何度も負わせる犬
- 一般的な対処法を取ってもすぐに破綻して二進も三進もいかなくなる犬
- 恐怖を感じて一緒にいることすら苦痛に感じる咬み方を日常的におこなう犬リードやチェーンなどをつけて犬に何かを教えたり、触って誉めることができる時間を数秒でも作り出すことができる犬は“本気咬み”とは言いません。
- 飼い主の手元に置いておける犬は‟本気咬み”ではありません。
原因は恐怖だけではない
- 恐怖による咬み癖は1割にも満たない(大きなケガにはなりにくい)
- 拒絶の意志を表す咬み癖が9割(大きなケガになりやすい)
- 自己防衛本能による反射的な咬みや苦痛による咬みは‟咬み癖“に入らない
突然咬むようになるわけではない
- 本気咬みに発展する兆候を見逃している
- 激しい吠え方をする犬や頻繁に唸る犬は咬む危険性が高い。
- “怖くて”唸る犬と“気にくわなくて”唸る犬では咬み方が違う。
- 遺伝的に資質を持っていることもある
- 昨今ではしつけの仕方が咬み癖を誘発していると考えられる事例も見られる。